会話の終端がわからないことがある

ただしくは、会話ではなくメールによる問い合わせと回答の終わりが、イマイチわからないケースがある。

もちろん、いつも分からないというわけではないし、どちらかというと多くの場合において、特段意識するまでもなく自然にできていると思っている。

直接顔を合わせての会話ならば、別の話題に移ったりしたタイミングで、一つの話の終わりがわかる。

当然、その認識もその場で共有されているから成り立つものだと思う。

 

これが電話だと表情が直接見えないので、声のトーンとわずかな「間」でしか捉えようがないが、メールだとさらに難しく、リアルタイムでさえ無い。

質問や問い合わせに対し、回答をしたところで、それで納得したのかどうか、依頼事項であれば対応が十分だったのかどうなのか、時々返事の無い人がいる。

そういう人に遭遇すると、戸惑うこともあるけど、どちらかというと面倒くさいので、できればあまり直接的なやり取りをしないでいたくなる。

 

ただ、なぜそういう人が存在するのか考えると、自分が気にならないというか、逆の立場で問い合わせや質問を受けたり、あるいは依頼を受ける側だったことがないということなのだろうか?

なんてことを考えたが、一般的に社会人になるまでの間に経験するはずなんだけど、経験してきているのにそうなってしまったと考える方が自然だと思う。

少なからず、「返事をしなさい」と言われる経験はしているはずなんだが、今は何らかの理由でそれをしないで済ませているのかもしれない。

 

身の回りでも、「返事をしない人」というのの比率が増えているように思うが、そういう種類の人が該当しそうな気がする。

待合で名前を呼ばれても返事をしないだけでなく、こういう時にも返事をしないのかもしれない。