世間でのiOS9でのトラブルに思うこと

私はiOS9のリリース目前に、工場出荷状態から再設定していたこともあり、ほとんどトラブルもない状態で使うことができている。

メインで使っているiPhone6 Plusのサイレントスイッチがおかしくて、触ってもいないのにマナーモードのON / OFFが繰り返したりということが時々発生するということで、保証期間切れの前に新品交換したことと、端末のログをGenius Barで見てもらった結果「新しいiPhone」として再設定することを強く勧められたこともあり、iPhoneはアプリもバックアップからではなく、殆ど全てを初期状態から再設定していた。
設定自体は非常に時間も手間もかかって、かなり面倒に感じたが代わりに安定した状態を手に入れることができた。

iPhoneのOSやアプリの問題もあるのかも知れないが、原因はそれだけではないように思っている。
最近ではiOS自体の機能やアプリと言うよりも、Webサービス側で処理を行うものも増えているし、アプリ単体の機能というよりは、データの連携というものも多い。
そこで何かうまく読み込めないとか、書き込めないということがあると、それによる不安定という形で現れる。
中にはアプリのアップデートだけでなく、実行そのものにも影響を与えるものもある気がする。

と言うのも今年の春頃、Mac OS XYosemiteの10.10.3の時に私はメインで使用しているMacBook Pro 15inch 2013がそれ以前は何も問題がなかったのに、アップデート直後にOSを起動後数分経過すると、殆どのアプリが応答がなくなったり、正常に処理を行わなくなったり、データの保存も出来なくなるような意味不明なことが起きた。
その時は、OSのクリーンインストールまではしなかったが、一ヶ月近く地道に設定を見直し、疑わしいものの削除と再インストールから再設定を繰り返し、どうにかまともに使える状態にすることができた。
keychainの破損した証明書のデータもあったし、他にも色々とあったように思うが、何をどうしたんだか忘れてしまった(^_^;)
ただ、削除と再設定をしても、クラウドとの同期の影響なのか、その度に破損したりと言うこともあったように思う。
他にApple IDに紐付いている端末から削除し、再認証もやった。
この辺のことを考えると、iOS9での不具合も一通り何もないまっさらな状態から行い、バックアップからではなく、再設定をすることで回避できそうな気はする。