iPhoneのノート系アプリの使い分けを考える

先週末にiPhoneの復元がうまくいかなかったのを機に、インストール済みアプリで、もっとも利用頻度の高いものを見直すことにした。

効率化と言うことからなのか、いろんな人がいろんなところでそれぞれの視点でオシているアプリがある。
ブログで伝えたいことを書くためとか仕事に役立つとか、そういう視点で書かれているものが多いのは、まぁそういうニーズが高いからどうしても偏ってしまうんだろうネ

考えをまとめるのには、やはり文字として書き出したりしないと、思考がブレて「そもそも何を考えていたんだっけ?」と言うような、ちょっとお頭の弱い自分には、アウトラインプロセッサーの方が適しているので、自宅のMacBook ProではOmni Outlinerを使っている。

あれこれ考えると、脱線してしまうのでそろそろ書き出す。

1. メモ (iOS標準)

なんと言っても非常に軽いことと、iCloud連携で他の環境でも利用できる
その上、URLスキームを書いておけば、簡易的にランチャーにも出来るし、意外と重宝
機能的にはお世辞にもリッチではないけど、非常に軽量なことは他の何者にも変え難い
検索はspotlightに依存しているので、高度なものは望めない
難点は、iCloudを利用できないと使えない程度

2. ByWord

テキストのみのシンプルなエディタ
DropboxやiCloudを利用できるので、他の環境と共有しやすい
iOS版のほか、Mac版もある
どちらも有料アプリだが、デスクトップでは、ChromeでWriteboxと言うアプリが使える
Writeboxは、DropboxGoogle Driveが利用できる ( デスクトップでByWordのUIを諦めれば )

保存形式は、UTF-8で改行コードはLF
汎用性を考えると、Dropboxを利用する方が利用できる環境が豊富で良い
書きかけのものを、出先の空き時間にどうにか出来るのも、非常にうれしい
Markdown記法に対応して、HTML出力機能もあるので、Blogに貼り付けるにも良い

iCloudではファイルシステムを意識しないで済むが、ByWordでしか利用できない
また、Dropbox上にアプリの利用するフォルダが作られ、ファイルリストと同期が取られる
Dropbox上の任意のフォルダから読み込むことも出来る点は、重宝する

3. DraftPad

起動も速い、Web連携も強い、無敵のiOSアプリ
シンプルに文字を書き込んでおいて、その後それをどうするのか、書きながら考えるにも良い
画面UIも非常にスッキリとしている
豊富なアシストも便利で、利用者も多い

書いたものを、EmailやMessage、SMS/MMSで送ったり、TwitterDropbox、Evernoteなど
入力した文字をエントリーとして、豊富なアシストに渡して利用するブリッジとしてデザインされている
書いた履歴もアプリ内に保持していて、編集中の文章はiCloudで同期される

コンセプトとして、非常に洗練されていて素晴らしい
磨かれたオトナのテイストを感じるが、必要なアシストを入手したり、自分で書いたりって。。。
どことなく、emacsを思い出したが、DraftPadなら小指がつる心配は無い

書きかけのものをどこかに保存して、別の環境で変更したものの再編集には適さない
他のエディターと二股とか、浮気は許さない、そんな感じがちょっと個人的に苦しい

4. Simplenote

テキスト中心のノートで、iOSアプリの他、Android向けには連携するアプリがある
タグによる整理と検索が強み
Chromeアプリもあるし、Webサービスなので、Webが利用できればどこででも利用できる
また、実にユニークなのはWeb公開機能があって、共有URLをメールなりメッセージで伝えれば
書いているものを、相手に見せることも可能だ

それと、使ったことは無いが、Windowsなら、ResophNotesと言うのもあるらしい

5. Note & Share

Markdown記法が使えて、連携するWebサービスが非常に豊富
Dropboxは勿論、Message、SMS/MMS、Mail、Google Drive、Evernote、TwitterFacebookmixi
Posterousにtumblrまである

画像の読み込みにも対応している点はユニーク (使ったことは無いが...)

Dropboxのアプリケーション専用のフォルダが作られて、起動時にそれを読み込むようになっている
なのでDropboxに保存して、書きかけのものを仕上げて他に保存と言う使い方を想定しているかな

ただ、Dropbox上の任意のフォルダを指定できないようなので、他の環境で工夫する必要がある

6. Evernote

もはや説明の必要は無いほどだと思うが、テキスト以外にWebコンテンツや画像も動画も音声も
ほぼ、何でも記録でき、利用環境も殆どのデバイスで利用できる
最初はメモにも利用していたが、内容を更新するには少々面倒なので、長期の累積記録向け
調べ物や思い出したい情報をストックして、タグやノートブックで分類して利用
定期的に見直して、マージや書き換えなどしながら、情報を整理するのが良い

ちょっとした覚書で、期限が来れば破棄して構わないようなものと言うのは、適さない気がする
データ量が多くなればなるほど、検索にかかるコストが増大するということを思い出させてくれた(^_^;)

7. Day One

これはほぼ日記としか使っていないし、そういう用途を想定していると思う
iCloudやDropboxで他の端末と共有できる
iOS版の他、Mac版もあり、見た目も使い心地も良いけど、その日その時に思ったことを記録する
iOS版では位置情報や天気も記録出来るので、振り返って思い出すのには重宝する
Markdown対応なので、エントリーを視覚的に整形することも出来るのはうれしい

エントリーをEmailで送信したり、Twitterに投稿できたり、4sqにチェックインとか出来る
個人的にはその辺の機能は、あまり必要としていない

日記として記録する他、モヤモヤッとなんか思ったこととか、断片でも良いから記録しておくには良い
理由は、エントリーを書く時に、時系列で目を通しやすい点があるから、そこから何か思い出しやすい

**結局のところ**

付箋のように手軽に起動して、短期的に記録して用が済んだら消すというようなものは、メモ帳が使い勝手が良い。
必要ならば、そこからメールで飛ばしても良いし、用が済めば削除するのも容易だからだ。

例えば、URLスキームの使い勝手を確認するためとかだと、そこで十分だし、一緒にメモなどを添えても置ける
固まれば、メールでEvernoteに送るか、コピペしてEvernoteに放り込んでも良いだろう。

次はDraftPadかByWordが、すばやく起動して書き始めるには都合が良い。
ただ、用途によってはDraftPadでは、書きかけのものがたまると心理的圧迫があるので、Dropboxに書き出すか、コピペしてByWordやSimplenoteで続きと言う風な感じが落ち着く。

DraftPadの履歴は、誤消去で泣かないためのもので、複数のものを同時並行で書くことを想定していない。

で、ByWordか、Simplenoteか、Note & Shareで続きを書くことになる。
書いたものをEvernoteに収めるなら、Note & Shareを使うけど、そうでない場合。
Day Oneに貼り付けて保存と言うこともある。